オーガニックシアバター
起源植物 | Butyrospermum parkii |
産地 | ガーナ |
採取方法 | スチーム処理 |
使用部位 | 実 |
オーガニック認証機関 | ACO、USDA |
鹸化価 | 183 |
アフリカ原産のシアバターノキの実からとれる油脂。
古くから食用、燃料、医薬品として使われてきました。
トコフェロール(ビタミンE)、カロチノイド(ビタミンAの元)、トリテルペン(スクアレンなど)なども含まれています。
2重結合の数が少ないので、酸化しにくいオイルといえます。
融点が32度なので、皮膚につけると溶けて良く伸びます。
常温で固形なので、植物オイルですがバターと呼ばれています。
万能薬として使用されてきたシアバター
医薬品としては傷ややけど、筋肉痛、脱毛予防などに万能薬として使われてきました。
ガーナでは紫外線や乾燥から守る目的で、生まれたばかりの赤ちゃんの全身に塗っています。
化粧品として使用されてきたシアバター
シアバターノキがある地域では、紫外線や乾燥を防ぐためにシアバターを使用してきました。
現地の女性たちの肌が美しいことが知られてきて、最近ではボディークリーム、リップクリーム、ハンドクリームシャンプーなどの化粧品に配合されて人気を博しています。
ステアリン酸とオレイン酸主体のオイル
パルミチン酸(C16:0) | 3.0~9.0% |
ステアリン酸(C18:0) | 34.0~47.0% |
オレイン酸(C18:1) | 38.0~50.0% |
リノール酸(C18:2) | 2.0~9.0% |
ステアリン酸とオレイン酸でおよそ8割になります。