細菌・ウイルス・真菌の違いとそれぞれの詳細について
細菌・ウイルス・真菌の違い
- 細菌
- 細菌は英語でいう「バクテリア」。ひとつの細胞からできている、単純な構造をもつ生物です。核を持ち細胞分裂して増えます。
人間の身体にも多数住み着いており、「腸内細菌」・「皮膚常在菌」などとしてよく聞きますね。
人間の身体に有益な菌を「善玉菌」、害をなすものを「悪玉菌」といいますが、うまくバランスをとって共存共栄しています。
このバランスが崩れると宿主ヒトに害をなすので抗生剤などを使用して、抑制します。
- ウイルス
- ウイルスは細菌よりもう一段階単純な構造をした生物です。
皮膚に現れるウイルス感染症として有名なものに「単純ヘルペス」があります。口唇や陰部に出るので不快なものです。
風邪を引いた時、生理時、寝不足の時に出てきますので不摂生はできませんね。
- 真菌
- 真菌は細菌よりもう一段複雑な構造をしています。
細菌のみならず真菌も存在している部位(陰部)では、抗生剤の使用で常在細菌が劣勢になると真菌が台頭して真菌症となります。
膀胱炎で抗生剤を飲んで膣カンジダ症になったことがおありの方もおられるのではないでしょうか。