医師・薬剤師・鍼灸師・エステティシャンとして考える現代の肌の基礎知識と化粧品を開発した理由

ドクターズオーガニックの考え方 -現代の肌の基礎知識-

どうして今、お肌に悩みを持つ人が多いのでしょう。
昭和50年代まで、日本では乾燥肌は存在しなかったと言われています。
とすると、ここ20~30年の肌環境に問題があるとしか思えません。
正常な肌を取り戻すためには、まず原因を探り、分析し、そして改善をしていくという道筋が必要と考えます。

肌トラブルの原因

なぜ、こんなにお肌が傷つき、荒れてしまうのか?

1:現代社会特有の過度のストレスや不摂生

過度のストレス

人間にはある程度のストレスは必要です。例えば筋肉へのストレスは筋力アップにつながりますね。
しかし、心にダメージを与える心的ストレスは、下垂体から副腎皮質ホルモン(ストレスホルモン)を分泌し、それが交感神経を乱し、自律神経へ影響を与えます。
色素細胞は神経細胞の1種であるため、このストレスの悪影響から逃れられず、肌はカサカサになり、感染などにも結びつきます。
この後、ストレスを軽くすることができれば肌も回復しますが、過度のストレスを抱えたままだと悪化の一途をたどります。大事なことは、上手なストレス発散法を見つけることです。

不摂生

体全体の健康を考えなければ、その機関のひとつである肌にも悪影響があるのは当たり前です。

睡眠不足

人は寝ている間に出る成長ホルモンによって肌や内臓の修復を行っています。
この修復には最低でも6時間かかるため、睡眠時間が6時間をきると、肌荒れが起こるというわけです。

バランスのよい食事

栄養のバランス

よく内側からキレイに、などといいますが、栄養バランスが取れた食事をしないと、その効果はあらわれません。
栄養素は単独で作用するものではありません。タンパク質、ビタミンなど、色んな栄養素をバランスよくとることが大事です。

過度なダイエット

過度なダイエットも肌が不調になるだけでなく、疲れが出たり、体力が衰えたり、睡眠が浅くなったり、朝起きづらくなったりと様々な弊害をもたらしてしまいます。

水の飲みすぎ

沢山水を飲むといい、といいますが、1日の摂取量は体重1kgあたり25~50ml。飲みすぎた分は尿になって出て行きますが、ナトリウム、クローム、カリウムといわれる成分などカラダに必要な優良な成分が一緒に排泄されてしまうので、飲みすぎには注意です。

適度な運動

身体を動かすことで血流がよくなり、汗と一緒に老廃物が対外へと排出されやすくなります(新陳代謝があがる)。人間の長寿には欠かせない行為です。骨格や筋肉を鍛えることで老化に伴う運動機能の低下を防ぎ、脂肪を燃焼させて、生活習慣病を改善し、動脈硬化を防ぐことで、心筋梗塞や脳梗塞の予防にもつながります。加えて、免疫機能を正常に導き、脳にも好影響を与えるといわれるほど、全身の健康にとって運動は不可欠です。

しかし、激しい運動は「フリーラジカル」が起こります。フリーラジカルはコレステロールや中性脂肪を酸化させて、酸化脂質という厄介な物質を生み出します。激しい運動も肌にとってはよくありません。

2:毎日のメイクや間違ったスキンケア

毎日のメイク

毎日のメイクが肌の刺激になっていることはご存じの通りです。昼間のメイクなどで刺激を受けた肌は夜、成長ホルモンによってダメージを修復しようと頑張るわけです。睡眠不足はもちろん、肌荒れに直結しますが、夜までナイトクリームなど諸々刺激を与えるのはやめたいものです。

間違ったスキンケア

熱心にスキンケアをしている人ほど、肌が乾燥して荒れ果てています。
「つけすぎない」、「こすらない」、「洗い過ぎない」

つけすぎない

黙っていても外から水分や油分が補われると、自分の再生力が失われます。私たちのしているスキンケアはほとんど表皮に対するものです。バリア機能があるので、表皮の一番上にある角質層部分(垢となってはがれる細胞の層)にまでしか至りません。ナノ化など色んな方法でもっと深く皮膚内に入れようという考えもあるようですが、ただの不純物として作用し、人体の絶妙なバランスを壊すだけと思います。

こすらない

皮膚はとても薄く、表皮・真皮をあわせても2mm。表皮は0.2mmの薄さです。表皮の1番外の角質層は0.02mm。ラップ一枚の薄さです。こすると角質に傷がつき、肌荒れを招きます。

洗い過ぎない - 過度な洗顔と誤った洗顔 -

現代の過度な衛生観念。毎日身体を洗うことが日常化したのはここ20年ほどの話です。日本ほど熱心に身体を洗う国は他にありません。不潔恐怖症ですかね!(※P19のイラスト)落ちにくい化粧品による念入りな洗顔と、それを落とす強力な洗顔料などで、保湿成分が流出し角質層が崩壊し、バリア機能を損ないます。

補足:ホットタオルのこと

血流が良くなって、確かに新陳代謝は高まります。リラクゼーションにもなりますね。しかし、乾燥します。ほどほどに。

補足:仕上げに冷水

肌を冷やすと一時的に引き締まった感じがしますが、その効果は30分ともちません。
温度変化が赤ら顔の原因になることも。

補足:熱くて水圧の高いシャワー

気持ちいいですよね!自家保湿因子(MNF)が熱に溶け出し、水圧で流れます!

補足:間違ったマッサージ

器具の刺激が肌へのストレスになります。ナイロンタオルのゴシゴシ洗いの刺激などで皮膚障害を起こしやすくなります。マッサージは早期のシワとりや(P171表)。手でそっとやさしく行ってください。

3:エアコンによる過度の乾燥・紫外線の増加

エアコンによる過度の乾燥

夏の紫外線、冬の寒風、冷暖房、加齢、化粧品、ダイエットによる栄養不足、運動不足、洗いスギなどによって起こります。ここで問題なのは冷暖房です。エアコンなどによる冷房・暖房は空気を乾燥させます。もちろん肌も乾きます。明治大正昭和50年くらいまで、日本では乾燥肌が存在していませんでした。何が原因かはお分かりですよね?乾燥が激しいということは保湿膜が壊れていると同時に、バリア機能も働いていないということです。

紫外線の増加

紫外線は波長によってUVA(紫外線A波…波長320nm~400nm)、UVB(紫外線B波…波長280nm~320nm)、UVC(紫外線C波…280nm以下)と呼びます。290nm以下の紫外線は大気のオゾン層に吸収されて地表には届いていません。しかし、先進国の人たちが地球上で使用したフロンガスがオゾン層まで達し、オゾンを破壊してその結果地表まで到達する紫外線量が増え、「シミ」が濃く、「深いシワ」、そして「皮膚癌」、「遺伝子の損傷」などが危惧されています。

4:加齢による肌の回復力減退

加齢は自然現象で仕方のないところですが、回復力減退(老化)はとめることはできなくても、遅らせることはできると考えています。人間が誕生して以来、最も平均寿命が高くなっている現代、とても気になるところではあります。

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