オイルの酸化防止への工夫
植物オイルには素晴らしいチカラがありますが、酸化して皮膚を傷つける過酸化脂質になるという欠点があります。
オイルの酸化は、オイルの成分である脂肪酸が活性化されてラジカルという反応性の高い物質ができ、そこへ酸素が結合することによって反応がはじまります。その反応を促進する要素には、酸素量、紫外線、温度、水分、微生物等があります。
そこで私たちはできるだけオイルを酸化させないように次のような工夫をしています。
世界中から集めたオイルが自社工場に到着した時点で、酸化チェックを行っています。
輸入したオイルは遮光瓶に入れ替え、
酸化防止のために天然ビタミンEを少量加えて冷蔵保存しています。
製品として瓶にオイルをつめたら、窒素を充填して酸素に触れないようにしています。
製品には遮光瓶を採用し、おおきなラベルで瓶を覆い、紫外線を防御しています。
出荷まではもちろん、店舗でも冷蔵保存しています。
製品は少量ずつ製造し、作りたてをお届けしています。
製品の内容量を少量にし、使用中に酸素・雑菌に触れる回数を減らしています。
過酸化脂質の何が悪いの?
油脂は主に酸素などで酸化されて過酸化脂質になりますが、この過酸化脂質やそれが生成されるときに産生されるラジカルと呼ばれる反応性の高い物質が、細胞膜の変質を招き、炎症を起こしたりします。
そして、美容オイルがお手元に届いたら…
お客様には、作りたての状態を保てるように、酸化が進まないように、次のことにお気をつけていただきたいのです。