オーガニックマカダミアナッツオイル
起源植物 | Macadamia terniforia,M.integrifolia |
産地 | オーストラリア |
採取方法 | 低温圧搾法 |
使用部位 | 実 |
オーガニック認証機関 | ACO、USDA |
比重(20℃) | 0.914 |
鹸化価 | 190~200 |
マカダミアは高さが10~20mになるオーストラリア原産の常緑樹です。茶色く硬い殻に包まれた実が、1年に25~45kgなります。
この実を30~35度の低温で搾って取り出されるのがマカダミアナッツオイルです。
オーストラリアの先住民アボリジニーの大切な食料でしたが、1883年に葉移民によってハワイに伝えられ、食用としてその有用性が世界に知られるようになってからまだ100年足らずです。
最近は、パルミトオレイン酸を含むオイルとして脚光を浴びています。
アンチエイジングの化粧品として
マカダミアナッツオイルは化粧品としては、しわやしみなど日光による老化を防ぐ製品に利用されています。
経皮吸収されやすいので、使用感の良いマッサージオイルになり、
また、油性整髪料や頭髪のホットオイルトリートメントにも利用されます。
オレイン酸が多いオイル
パルミチン酸(C16:0) | 8% |
パルミトレイン酸(C16:1) | 18% |
ステアリン酸(C18:0) | 3.5% |
オレイン酸(C18:1) | 52% |
リノール酸(C18:2) | 1.8% |
リノレン酸(C18:3) | 1.5% |
アラキドン酸(C20:0) | 2.5% |
エルコセノ酸(C20:1) | 2.3% |
ベベン酸(C22:0) |
脂肪酸の組成は、一価不飽和脂肪酸が80%以上を占めています。
一価不飽和脂肪酸は、脂肪酸の中に2重結合を1つずつ持っていますが、2重結合が2つずつあるリノール酸やリノレン酸に比べると酸化しにくい性質があります。
2重結合を持たない飽和脂肪酸ほどではありませんが、マカダミアナッツオイルは比較的酸化しにくいオイルといえます。