ビタミンE
ビタミンEの働き
ビタミンEは脂溶性ビタミンの一つで、トコフェロールとも呼ばれます。
植物や海藻類が光合成によって作りだす、人間などの生き物には欠かせない重要な栄養素の一つです。
強い抗酸化作用があるので、欠乏すると、生体膜の脂質が活性酸素によって酸化され、
赤血球が形を保つことができなくなり溶血したり、感覚異常が起きたりします。
皮膚では、ビタミンEの抗酸化作用により紫外線によって発生した活性酸素が除去され、遺伝子の損傷、老化やがんの発生を防止します。
その上、血行を良くするので新陳代謝が活発になり、皮膚のターンオーバーが早まることで、メラニンの排出が早まることが期待されます。
さらに、皮脂の酸化も抑えます。ビタミンEはお肌健康を維持するためにとても重要な働きをするビタミンなのです。
また、このつよい抗酸化作用を利用して、天然由来の成分でありながら、油脂の酸化防止にも使われています。