肌に影響を及ぼすストレス
ストレスに関する話はあちこちで話題に上りますが、
具体的には「心理的ストレス」と「生理的ストレス」に大別することができます。
心理的ストレス
- 生活上のストレス
- 家族の病気・死亡、離婚、借金、受験など
- 職業上のストレス
- 人間関係、転勤、昇進・降格など
- その他のストレス
- 災害、戦争など
生理的ストレス
- 物理的ストレス
- 温度、湿度、光、音、気圧、放射線など
- 化学的ストレス
- 酸素、金属イオン、PH、窒素酸化物など
- 複合ストレス
- 栄養素の欠乏・過剰、外傷、感染など
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ストレスが肌に及ぼす不調
上記のような心理的ストレス・生理的ストレスによる刺激が、本能や情動行動の統合中枢である視床下部などに伝わります。
視床下部はホメオスタシス(恒常性維持)を司るところでもあるので、過度のストレスは循環器系・神経系・消化器系・皮膚など様々な場所に不調を起こすことになります。
- 循環器系
- 高血圧症・心臓神経症など
- 神経系
- 自律神経失調症・偏頭痛など
- 消化器系
- 消化性潰瘍
- 皮膚
- 円形脱毛症・皮膚痊痒症
特に心理的ストレスは、表皮を薄くしたり、角層のバリア機能の回復を遅くしたり、免疫機能を抑制したりすることが分かっています。
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