基底層(表皮の最も深層にあたる層)の解説と働き

基底層

表皮の中の基底層

表皮の中の基底層

表皮を構成する細胞の95%は角化細胞(ケラチノサイト)ですが、この角化細胞の成長の度合いや、担う働きなどによって、表皮は大きく4つの部分に分けることができます。

  • 角質層(+淡明層)
  • 顆粒層
  • 有棘層
  • 基底層(+基底膜)

これらの中で、表皮の最も下層部にあるのが「基底層」です。

基底層は基底細胞1層からなっていて、その形は立方体~円柱状をしています。
楕円形の核を持っているため、「円柱細胞層」とも呼ばれています。

角質層淡明層顆粒層有棘層基底膜

ターンオーバーのスタート地点としての基底層

ターンオーバーのスタート地点としての基底層

基底層は、哺乳類の表皮としては唯一、細胞分裂が観察される層で、
基底細胞は、約20日ごとに核分裂(有糸分裂)し、表皮の細胞を供給しています。
そのため、基底層は「胚芽層」とも呼ばれます。(※基底層と有棘層を合わせて胚芽層ということもあります)

分裂して基底膜との接着を失った基底細胞は上方に押し上げられ、有棘細胞、顆粒細胞を経て、角質細胞となり、最後には垢となって剥がれおちていきます。そう、基底細胞はターンオーバーのスタート地点なのです。

皮膚移植
基底層は皮膚の細胞の生産工場ですから、損傷により基底層の大部分とその幹細胞が破壊された場合、新しい皮膚は再生しません。このような重度の皮膚創傷を治療する場合は、皮膚移植が必要となります。
皮膚移植は体液喪失および感染からの保護、組織の治癒促進、瘢痕形成の減少、機能喪失の予防のために、また最近では美容的な理由により行われます。
組織拒絶を避けるため、皮膚移植は通常本人(自家移植片)または一卵性双生児(同系移植片)のものを移植し、創傷を覆います。しかし、皮膚障害が広範囲に及び、自家移植ができない場合は「自家培養皮膚移植」と呼ばれる自己提供の手法を用いることもあります。この手法は重度の熱傷患者に対して行われることが最も多く、患者の表皮を少量取り、実験室で角化細胞(ケラチノサイト)を培養して薄いシートを作ります。この新しい皮膚を患者に移植して戻すと、熱創傷を覆って永久的な皮膚を生じてくれるのです。

真皮の防護壁としての基底層

真皮の防護壁としての基底層

さらに、基底層には「真皮を守る」という重要な役目があります。
表皮はダメージをうけてもターンオーバーでもとに戻りますが、真皮は完全には元に戻らないため、基底層は、細胞室内に豊富に存在するケラチン繊維で隣り合う基底細胞・基底膜と密着し、強い膜のようになって真皮を守っているのです。

また、基底層の中に一定間隔で存在するメラノサイトは、真皮に紫外線がとどかないよう、色素(メラニン)を放出し、カーテンをひくように紫外線をブロックしています。

メラノサイト

戻る

ドクターズオーガニックトップ
ドクターズオーガニックの考え方 -現代の肌の基礎知識-
皮膚の仕組み
全使用成分について
高品質・低価格の理由
開発者コラム
取り扱いショップについて
オンラインショップ
会社概要リンクサイトマップ
ドクターズコスメ
オーガニックコスメ
無添加化粧品
フレッシュコスメ
無添加オーガニック洗顔石鹸
無添加オーガニック化粧水
無添加オーガニック美容オイル
スターターサイズ
ドクターズオーガニックのスキンケアステップ
乾燥肌対策のためのスキンケア
ニキビ対策のためのスキンケア
脂性肌対策のためのスキンケア
ドクターズコスメオーガニックコスメのドクターズオーガニック
Copyright (C) Doctor's Organic. All Rights Reserved.
〔TOKYO SHOP〕101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 中北ビル1階 TEL:076-492-8528 OPEN:9:30-18:30 CLOSE:日曜日・祝日
当サイトが提供する情報等を、権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用をすることを固く禁じます。